風俗は男性にとって魅力的な娯楽。
しかし悲しいかな、風俗ファンを狙うボッタクリも存在しています。
特にキャッチは非常に危険。
風俗ビギナーをターゲットにして、あの手この手で誘ってきます。
僕は一応風俗ライターの端くれなので、プライベートでボッタクリに遭ったことはありません。
しかし仕事でわざと歌舞伎町のキャッチについて行き、ボッタクリに引っかかったことがあるんです。
本記事ではその一部始終をお伝えします。
これを呼んでボッタクリの恐ろしさを知ってください!
【1章】編集長から託された2万円を握って歌舞伎町へ

その当時、フリーランスになったばかりの僕は、どんな泥臭い仕事も危険な仕事も引き受けていました。
“とにかく名前を売りたい”その一心だったんです。
そんな僕に仕事を与えてくれた風俗雑誌がありました。
その雑誌は全国の風俗を取り扱っており、裏風俗や裏社会もカバー。
無茶振りばかりの雑誌でしたが、名前を売りたい僕にとってぴったりだったんです。
そんなある日、編集長に呼び出される僕。
「取材費2万円出すからボッタクリに遭ってきてさ、レポートしてよ」
クシャクシャの茶封筒に入った2万円を渡される僕。
パシリを頼むようなライトな感覚で仕事を発注されました。
でもこれはいつものこと。僕は歌舞伎町を目指したんです。
【2章】アシベ会館近くで黒服のキャッチと交渉

時刻は夜の9時。
歌舞伎町はいつものように酔っ払いやキャバ嬢、ホストたちで賑わっています。
いつの時代もボッタクリといえばキャッチですが、風俗ライターという仕事をしているとキャッチのスルースキルが身につくもの。
幸か不幸か歌舞伎町のどこにキャッチがいるかイマイチ分かりません。
最初は旧コマ劇(現在の東宝ビル)をウロウロしましたが、なかなか声をかけてもらえず。
そこでアシベ会館まで移動することに。
そこでキョロキョロしていると、黒服のキャッチが声をかけてきました。
年齢は40代前半。髪型はピシッとしていますが、ワイシャツのシワや靴の汚れが気になります。
このルーズさこそキャッチの特徴。
「お兄さん、飲みですか?抜きですか?」
「抜きなんですけど、歌舞伎町は初めてで…」
お上りさんを装って騙されることにしましょうか。
「抜きですね。少しお待ちください」
するとどこかへ電話をかける黒服。

【3章】そこにB-boyファッションのキャッチが登場

しばらくすると90年代のB-boyファッションに身を包んだアンちゃんが登場。
「彼が案内しますんで」
そう言うとB-boyにゴニョゴニョと何か耳打ちし、その場を後にする黒服。
これは明らかに怪しい…。
「今すぐ遊べるのはこの3人ですね~」
少しダルそうに話すB-boy。
3枚の写真を見せてくれましたが、写真に統一感は一切無し。
明らかにネットで適当に拾った画像でしょう。
「それじゃあ、この女の子で」
黒髪ロングヘアの清楚な女の子を指名する僕。
「指名料込みで60分15,000円ですね」
価格は相場でしょう。しかしこれからどうなるか分かりません。
そして僕をレンタルルームへ案内するB-boy。
【4章】レンタルルームスタッフの意味深な言葉

区役所通りの雑居ビルに到着。
「ここのビルの3階がレンタルルームなんで、入ったら連絡してください」
ぶっきらぼうにそう言うと、どこかへ行ってしまうB-boy。
ますます怪しい…。ひとまず3階のレンタルルームへ向かうことに。
受付にはヨレヨレのTシャツを来た20代前半の男性スタッフが。
「2,000円ですね~。あ、お店とレンタルルームは一切関係無いんで、よろしくお願いします」
ん?レンタルルームなんて何度も利用してますが、こんなことを言われたのは初めて。
怪しいニオイがさらにプンプン…。
そしてルームに入るとボロボロのベッドとホコリっぽい空気。
薄暗い照明でよく見えませんが、まともに掃除をされた形跡はありません。
「うわ…、キタネェな…」
そう思いながら電話をかけ、部屋番号を伝える僕。
【5章】パッサパサのブリーチ頭の女

それからしばらくするとドアをノックする音が。
「でも、ひょっとしたらマトモな女の子が来るかも」そんな少しの希望を持ちながらオープン。
そこにいたのは、小太りでやたらと派手なTシャツを着た20歳前後の女の子。
セルフでブリーチしたであろうボブカットの金髪はパッサパサ。
もちろん根本は真っ黒のプリン状態で、清潔感は一切感じられません。
希望は打ち砕かれました。
写真では黒髪ロングの清楚系だったのに…。
そしてダルそうにバッグをベッドに放り投げる女の子。
こりゃあ、いよいよですな~。
【6章】おバカなボッタクリに失笑

ベッドにドカッと腰掛けるとぶっきらぼうに言い放つ女の子。
「このままじゃ手コキだけなんだけどさ、フェラは5,000円ね」
おぉ!絵に描いたような古典的なボッタクリでビックリ!
狙い通りの展開で少々テンションが上がった僕は交渉してみることに。
「え?服も脱がないの?」
「3,000円出すなら脱ぐよ」
「じゃあ本番は?」
「2万かな」
「フェラ+脱ぎは?」
「え、え~っと…」
ダメじゃん、計算できないじゃん。
エピソード的にはもう十分かな?
そろそろ切り上げますか。
【7章】エレベーターホールでツバを吐き捨てる

「もういいわ、帰る」
自分のバッグを持つと、結局何もせずにルームを出る僕。
少し気まずそうに下を向いているレンタルルームのスタッフ。
“お前も最初から知ってたんだろ?”そう言いたくなりましたがグッとガマンです。
そしてエレベーターホールへ行くと背後に気配が。
僕1人だと思っていたんですが、女の子がついてくるではありませんか。
これ以上関わりたくない!
僕はエレベーターを使わず、横の階段から降りることにしました。
すると突然、ペッ!という音が。
うわっ!この女、床にツバ吐きやがった!
ますます嫌になった僕はダッシュで階段を駆け降りました。
キャッチは絶対に信用しないこと!

キャッチに対する取り締まりが強化されていますが、いまだに悪質なキャッチは絶えません。
しかも風俗ビギナーを食い物にしているんです。
風俗ビギナーはとにかくキョロキョロしてはいけません。キャッチが寄ってきます。
道に迷ったらコンビニに入って、地図アプリなどで場所を確認しましょう。
それでもキャッチがやって来たら、とにかくシカトすることです。
キャッチには縄張りがあるので、縄張り外では声をかけてきませんから。
キャッチやボッタクリに注意して風俗を楽しみましょう!
安全に楽しむなら『逢いトーク』がイチオシ!

「風俗に慣れてないからボッタクリが怖くて…」そうお考えでしたら『逢いトーク』ぴったり!
会う前にメッセージのやり取りができるので、ボッタクリの心配は一切ありません。

しかもメッセージのやり取りを通して、相手のフィーリングだって分かるんです。
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