【膣内射精障害について】間違った方法でのオナニーが招くセックスにおける弊害
みなさん、適度にオナニーをしていますか!?(唐突にすいません。)
まだまだ、新型コロナの影響は収まる気配がなく、恋人になかなか会えない男性、女性とデートになかなか行けない男性、風俗になかなか行けない男性などなど、(男ゆえに)つらい思いをしている方も多いことでしょう。
とは言え、女性とセックスする機会が減ったとしても、男性のみなさまは適度に射精(オナニー)をしてくださいね!
男性は、射精しない期間が長期にわたって続くと精子の質が下がる可能性があります。
(質のいい精子を作るためのアドバイスを、 「【精子力を上げよう!】質のいい精子を作るために注意すべき行動・生活習慣」 の記事にて詳しくさせて頂いておりますのでぜひともご参考ください!)
また、適度にオナニーすることは、男性にとって様々な面でメリットがあります。
「こんな時期だからこそオナ禁にチャレンジしてみよう!」などと思わず、男性のみなさまは適度にオナニーをすることを心がけましょうね!
ちなみに「適度なオナニー」とは、目安として2~3日に1回の割合で射精することです。
(適度な射精(オナニー)のメリットについては、「【男が適度な頻度で射精すべき理由・メリット】こんな時こそオナニーだ!」にて詳しく説明しておりますのでぜひともご参考ください!)
まぁこんな感じで私は「オナニーを適度にしよう!」と主張していますが、本当は『「正しい方法」でオナニーを適度にしよう!』と私は高らかに叫びたいんですね。
『「正しい方法」でオナニー』と強調したのは、「間違った方法で」オナニーをすると男性によって不都合なことが起こるからです。その不都合なこととは「膣内射精障害」という射精障害のことです。
【膣内射精障害とは?】物理的要因と心理的要因から起こる射精障害
「膣内射精障害」とは、男性が女性の膣の刺激で射精ができなくなる症状のことを言います。
「膣内射精障害」の主な原因は「間違った方法でのマスターベーション(オナニー)」です。
誤った方法でオナニーを続けると、それが習慣化してしまい、女性との性交時に射精できなくなる恐れがあります。
さらに症状が悪化すると「男性不妊」の原因にもなり得ますから、たかがオナニーの話だと軽んじてはいけません。
【間違った方法でのオナニーとは?】ユニークなオナニーなどの物理的要因
「間違った方法でのオナニー」とは、大まかに分類すると下記の3つあります。
【間違った方法のオナニー①】握力が強すぎるオナニー方法
「膣内射精障害」がない男性は、オナニー時の握力が平均4.25kgだったのに対し、「膣内射精障害」の症状がある男性は、オナニー時の握力が10kgを超えていたという報告があります。
つまり、オナニー時に男性が握力を強めることで、ペニスに非常に強い刺激を与えてしまい、その強い刺激のオナニーが習慣化することで、それより弱い刺激(女性の膣内)だと射精しにくくなってしまうのです。
【間違った方法のオナニー②】手を使わないオナニー方法
「手を使わないオナニー」として、主に「床や畳に自分のペニスをこすりつける」方法が挙げられます。
男性が手を使わずに自分の体重を性器にかけて強い刺激を送り、かつ、床や畳などの側面の刺激(ツルツル・ざらざら)を利用してオナニーをします。
このオナニーの方法では、女性の膣内における刺激の強さと質感が違いすぎて、性交時に射精できなくなることがあります。
【間違った方法のオナニー③】誤った姿勢でのオナニー
「膣内射精障害」になる男性の中で、普段のオナニーの姿勢に慣れてしまい、その姿勢以外の姿勢では射精しづらくなってしまう方もいます。
オナニー時の誤った姿勢で最も多いのが、「寝転んだ状態で両脚を伸ばす姿勢」です。よくよく考えれば、女性との性交時には男性が脚を伸ばして行う体位がほとんどありませんよね?
ですから、「寝転んだ状態で両脚を伸ばす」オナニー方法が習慣化してしまうと、いざという時(女性とのセックスの時)に射精しづらくなるというわけです。
【精神的問題から起こる膣内射精障害】ストレスやプレッシャーなどの心理的要因
「膣内射精障害」は、間違った方法でのオナニーだけが原因となるとは限りません。男性の精神状態が原因で膣内射精障害に至る場合があります。
≪膣内射精障害になりうる男性の精神的状況の一例≫
- 妻が子どもを強く望んでいることに対して、男性がストレスを感じる
- 妻の排卵日に合わせて行う計画的セックスにおいて、男性が過度なプレッシャーを感じる
- 男性がセックスという行為自体に嫌悪感を抱いている
- 仕事や日常において、男性が常に過度なストレスを感じている
- 夫婦間の仲が日常的に悪い など
ですから、間違った方法でオナニーをしていないのに「膣内射精障害」になってしまった男性は、上記の例に挙げたような心理的要因が原因であることが推測されます。
加えて、心理的要因が原因の膣内射精障害になりやすい男性の性格タイプがあります。
膣内射精障害になりやすい性格とは、「感情表現が苦手で、悩みを人に打ち明けず自分で抱え込む」性格です。
そういう内気な性格の男性ほど、妻とのセックスにおいて膣内射精がうまくいかないたび、子ども強く望む妻から叱責や罵倒されて、ますます症状が悪化していくケースもあるようです。
【膣内射精障害にならないために】2つのことを心がけよう!
膣内射精障害にならないためには、下記の2つの心がけが非常に重要です。
【膣内射精障害にならないための心がけ①】間違ったオナニーを習慣化しない
普段のオナニーでは下記のことに気を付けましょう。
- 過度な力をかけて(強い力でペニスを握ったりなど)オナニーをしていないか?
- 手を使わないオナニー(畳や床にペニスをこすりつけるようなオナニー)をしていないか?
- 上下のピストン運動以外の運動(回転を加えたりなど)で射精をしていないか?
セックスにおいて、女性の膣内は「弱めの快感刺激」であり「ペニスを出し入れするピストン運動」が基本です。
ですから、男性が普段から行うオナニーにおいても、女性の膣内の特徴と大きく差が出ないような「適度な刺激のピストン運動」が求められます。
【膣内射精障害にならないための心がけ②】性行為を行う相手女性と普段からコミュニケーションを欠かさない
そもそもセックスとは「男と女の二人で行う共同作業」です。
男女の感情や行動がお互いに強く作用し合いながらセックスは進んでいくわけですから、男女間でコミュニケーションを取らなければ互いが満足できるセックスは達成できません。
男性も女性も、セックスにおいて何か不満や要望があれば、恥ずかしがらずに二人で話し合いをして、問題の一つを一つ解決するべきです。
男女間で話し合いをすることなく問題を放っておけば、最悪の場合、心理的要因が原因となって起こる「不妊」に発展する可能性も十分あり得ます。
【もしも膣内射精障害になってしまったら】症状の改善に時間がかかる可能性もある
もしも膣内射精障害になってしまった場合は、病院で診察を受けましょう。
残念ながら、今のところ膣内射精障害において直接的に効果がある薬はありません。
ですから、膣内射精障害の治療は、原因を特定した上で有効なアプローチ方法を中~長期的にわたって行っていきますので、症状を改善するにはある程度の時間が必要となると言えるでしょう。
【オナニー方法が原因の膣内射精障害の主な改善方法】オナホールの使用
誤ったオナニーが原因の膣内射精障害においては、「オナホール」を使って正しいオナニー方法を身に付けていくという治療方法が主となります。
男性のみなさんなら「TENGA」というオナホールをよくご存じだと思いますが、実は、射精障害の方向けに「医療用TENGA」があるのです。
その「医療用TENGA」がかなりの効果を発揮してくれるそうですよ。
【心理的要因が原因の膣内射精障害の主な改善方法】パートナー女性と行動療法
心理的要因が原因の膣内射精障害においては、セックスパートナーである妻や彼女の助けを大いに必要とする「行動療法」が主な治療法となります。
まずは、セックスにおける男性のストレス(セックスにおけるプレッシャーや義務感)を取り除くことから始めて、次に膣外射精を試みる段階(フェラチオ、手コキなど)へとステップアップしていくような感じで、(男性が膣内射精できるように)時間をかけながら徐々に性行為へと繋げていきます。
膣内射精障害になってしまうと、有効的な内服薬はありませんから、症状が改善するのにある程度時間を要することを覚悟する必要があります。
もしかしたら、性的な問題ゆえに、症状があっても病院に行くことを恥ずかしがってためらう男性も少なからずいるかもしれませんね。
やはり、男性は膣内射精障害にならないように、日頃からオナニーやストレスに注意を払うべきです。特にこのコロナ禍で、以前に比べて男性は、オナニーをする機会が増えているでしょうし、ストレスや悩みを抱えやすくなっていることでしょう。
ですから、男性のみなさまは今一度自分に、「自分の習慣が変な癖を生み出していないか?」「安定的な精神状態を保っているか?」と問いかけて、自分の日常と心の状態を再確認しておきましょう!