「マッチングアプリで妊娠詐欺が起きているって本当?手口や対策法を知っておきたい」
上記のような疑問を抱えるあなたに、マッチングアプリで妊娠詐欺に遭った経験がある筆者がその全貌をお伝えします。
マッチングアプリは運営会社が最大限の安全面への配慮をおこなっているとはいえ、万全ではありません。
「純粋に出会いを求める気持ち」を踏みにじろうとする悪質ユーザーに対して、一人ひとりが自分の身を自分で守る必要があるのです。
筆者出会い系やマッチングアプリを駆使して、これまでに100人以上の女性と出会ってきています。
美味しい思いも数えきれないほどしてきましたが、この記事でお伝えする内容は数少ない失敗談の一つです。
- 被害者が語るマッチングアプリ妊娠詐欺の手口
- 妊娠詐欺に遭わないために気を付けるべきこと
- 妊娠詐欺に遭った際の注意点
マッチングアプリで妊娠詐欺を狙う女性が急増中

中絶費用だまし取った疑いの31歳女 警察が余罪捜査 マッチングアプリで知り合った男性被害
テレビユー福島
ニュースでも取り上げられているように、マッチングアプリで妊娠詐欺を狙う女性が急増しています。
性行為をした相手に虚無の妊娠を申告し、中絶費用を騙し取る詐欺行為のこと
本来は恋活・婚活を目的として利用するマッチングアプリですが、詐欺師にとっては自身の素性を隠してターゲットと出会える絶好のツールです。
妊娠詐欺をするには体の関係を持つことが必須ですが、マッチングアプリを利用している男性は多かれ少なかれ下心を持っている方がほとんど。
よって、女性側から積極的に誘えば断る男性はそういないでしょう。
ヤリモクでマッチングアプリを使っている男性は特に、妊娠詐欺の被害に遭わないよう注意が必要です。
マッチングアプリで妊娠詐欺の被害に遭った筆者の体験談

筆者は、実際にマッチングアプリで妊娠詐欺の被害に遭ったことがあります。
そのときの概要をお伝えします。
- 2回目のデートで身体の関係を持った
- 体の関係を持った翌日に別れを告げられる
- 妊娠を告げられ、中絶費用を請求される
- 後日、再びマッチングアプリで男漁りしているのを発見
2回目のデートで身体の関係を持った
筆者がA子(仮名)と出会ったのは、ヤリモクマッチングアプリの定番であるティンダーがきっかけでした。
A子と体の関係を持ったのは2回目のデートのときです。
1回目のデートは、筆者の仕事の都合で2時間程度しか時間がとれませんでした。
この食事デートだけで関係が途切れるのを恐れた筆者は、特に恋愛感情はなかったものの「交際」を打診。
A子はあっさりOKしてくれ、数日後に筆者の自宅に泊まりにくることに。
そのときにしたセックスが、A子との最初で最後のセックスだったのです。
体の関係を持った翌日に別れを告げられる
体の関係を持った翌日、筆者はA子にLINEであっさりと振られてしまいます。
「どうしても元カレが忘れられない」とのことでした。
そもそも最初から恋愛感情はなかった筆者は特にショックを受けることもなく、せいぜい「もう一回くらいヤリたかったなぁ」程度でした。
妊娠を告げられ、中絶費用を請求される
それから数週間の時間が流れたある日、A子から突然連絡がきます。
「子どもができたから、一度会って話したい」とのこと。
全身の血の気が引くほど焦った筆者は、その日の予定をキャンセルして指定された待ち合わせ場所のファミレスまで向かいました。
先にお店に入って待っていたA子は、筆者の顔を見て「来てくれてありがとう」と言いながら涙を流しています。
エコー写真を見せられた筆者は妊娠の事実を受け入れるしかなく、当然のように「中絶するしかない」という結論に。
A子と体の関係を持ったとき、筆者はコンドームを使用して避妊していました。
しかしA子は「終わったあと、なかなか抜いてくれなかったよね?」と、冷静に考えれば無茶な持論を展開し、妊娠の相手は筆者で間違いないという結論を押し通してきたのです。
仮に筆者がそれを否定したとしても「信じてくれないんだね……」という泣き落としにかかっていたでしょう。
A子から中絶費用として20万円を請求されましたが、当時の筆者は本当にお金がなくて銀行口座には10万円しか入っていませんでした。
2人でその足でATMに向かい、目の前で現金10万円を引き出してA子に手渡したのです。
後日、再びマッチングアプリで男漁りしているのを発見
最初は「半分でも、出してくれるだけでありがたい」といっていたA子でしたが、後日「やっぱり納得できない」という主旨のLINEが鬼のように送られてくるようになります。
実はその一連の流れを職場の上司に相談していた筆者は、「たぶん騙されたな」という結論に達していました。
A子から見せられたエコー写真の発行元の病院名や日付など、肝心なものを全く確認していなかったのです。
「残りの中絶費用を払え」という主旨の脅迫LINEはしばらく続きましたが、数日後にはパッタリ止まりました。
それから数カ月後、ティンダーのメッセージ一覧を見ていたらA子とのやりとり履歴が残っているのを発見。
A子は筆者とマッチングした当初とはプロフィール写真を変更し、新しいターゲット探しに精を出していたようです。
「ひさしぶり!良い相手見つかった?」とメッセージしてみると、秒でブロックされて僕らの関係は幕を閉じました。
マッチングアプリに潜む妊娠詐欺の手口の詳細

この章では、実際に被害に遭った筆者の体験を元に、マッチングアプリに潜む妊娠詐欺の手口の詳細を解説していきます。
- 出会ってすぐに体の関係を持つ
- 数週間後に妊娠を告げられる
- 中絶費用を請求される
出会ってすぐに体の関係を持つ
妊娠詐欺師は、出会ってすぐに体の関係を持とうとします。
といっても、女性の方から「ホテルにいこう」と誘うケースは、相手がよっぽどの草食系男子の場合のみでしょう。
積極的にボディタッチしたり、お酒に酔ったフリをしたりなど、男性が「イケる!」と思うようなOKサインを出すのが詐欺師の手口です。
ヤリモクの男性からすると、女性からのわかりやすいOKサインほどテンションが上がるものはありません。
従って、詐欺師の手口を避けるのは難しいといわざるを得ないのが実情です。
また、妊娠詐欺師の多くは「生でしてほしい」「今日は安全日だから」と、避妊具なしでのセックスを懇願してきます。
女性からそんなことを言われると、冷静な判断をできなくなるのが男のサガなのです。
筆者の場合は、コンドームを着けていたけど妊娠したという無茶な持論を押し通されてしまいましたが……
数週間後に妊娠を告げられる
体の関係を持ってから数週間後、具体的には一般的に妊娠が発覚するのが多いとされている4~5週間後に、詐欺師は妊娠したという虚無の事実を伝えてきます。
体の関係を持ってからそれまでの期間は、「仕事が忙しい」などの理由で会う機会を作ってもらえないでしょう。
もしくは、筆者のように「付き合う」という契約をした場合は、体の関係を持ってから数日以内に別れを告げられるはずです。
多くの場合、妊娠を告げると同時にエコー写真を見せられるはずです。
エコー写真や妊娠の診断書の画像は、ネットで検索すればいくらでも出てきます。
とはいえ、妊娠の事実を告げられ動揺している男性は、詐欺師が提示してきた書類が本物かどうかを確かめるという発想自体が思い浮かばないのです。
筆者がそうであったように。
中絶費用を請求される
偽造したエコー写真や診断書と共に妊娠の事実を告げると、詐欺師は男性に対して中絶費用を請求してきます。
出会ってすぐの女性を妊娠させてしまったという事実は、男性にとっては誰にも知られたくないことです。
よって、筆者のようにあっさりと請求に応じる男性は多いでしょう。
仮にここで支払いを拒否しても、相手は「会社に知らせる」などと脅してくる可能性があります。
性行為に及ぶ前に、さりげなく個人情報を聞き出してその辺の根回しをしている場合もあるので注意が必要です。
また、場合によっては中絶費用だけではなく、妊娠・中絶によって負った精神的な苦痛に対する慰謝料や、仕事を休まなくてはいけなくなったことへの補償を請求してくるケースもあります。
夫を名乗る男性から慰謝料を請求されるケースも
妊娠詐欺師から妊娠の事実を告げられると同時に、詐欺師の夫を名乗る男性から慰謝料の請求をされるケースもあります。
このケースは、まさに妊娠詐欺と美人局という2つの詐欺行為の合わせ技です。
この場合、中絶費用に加えて夫と名乗る人物への慰謝料、さらには前述したような女性に対しての慰謝料や休業補償など、多額の金銭を請求されます。
妊娠詐欺に遭わないために注意すべきこと

私達ヤリモク男性は、妊娠詐欺の被害に遭わないよう日頃から注意を払っておかなくてはいけません。
以下の2点に関して、深く理解しておいてください。
- 素性のわからない相手とする性行為のリスクを理解する
- 必ず避妊する
素性のわからない相手とする性行為のリスクを理解する
素性のわからない相手と性行為をすることには、妊娠詐欺に遭う可能性以外にもリスクがあります。
- 性病に感染するかもしれない
- 美人局の被害に遭うかもしれない
- 相手がメンヘラで依存されるかもしれない
- SNSで自身のマッチングアプリのアカウントを晒されるかもしれない
これらのリスクがあるため、素性のわからない相手と体の関係を持つ前に、ある程度相手の人間性を把握しておくことが大切です。
会う前に性的な話が弾んだとしても、初デートでは即ホテルにはいかずに飲食店でのデートを挟みましょう。
食事デートでの会話で相手に裏があることを探知できれば、その場で解散してリスクを回避できます。
また、相手の望む待ち合わせ場所や時間をそのまま受け入れると、美人局の被害に遭う危険性があります。
初デートの約束は相手の希望を鵜呑みにせずに、こちら側の希望をある程度押し通した方がいいかもしれません。
必ず避妊する
素性のわからない相手と性行為をするときは、避妊だけは必ずしてください。
それだけでも、妊娠詐欺・性病感染リスクをある程度回避できます。
確実に避妊をしておくことで、妊娠の報告をされても疑いの目を持つ冷静さを保てるはずです(筆者はできませんでしたが……)
避妊具無しのセックスは、男女合意の下で妊娠を望む場合のみに許される行為です。
初対面の男女の、避妊具無しでの行為がまかり通るシチュエーションはあり得ません。
妊娠詐欺に遭った際の対処法

万が一、妊娠詐欺の被害に遭った際は以下の対処法として、以下の3点を把握しておいてください。
- 妊娠の真偽が確認できるまでは金銭を支払わない
- マッチングアプリやLINEのやりとりを全て残しておく
- 弁護士に相談する
妊娠の真偽が確認できるまでは金銭を支払わない
体の関係を持った女性から妊娠の事実を告げられても、その真偽が確認できるまでは絶対に金銭を支払わないでください。
エコー写真や診断書などに、発行元の病院名や日付が記載されているかどうか、必ず確認しましょう。
筆者がそうであったように、突然妊娠の報告をされると多くの男性は思考停止状態になり、冷静さを失ってしまいます。
書類の発行元や日付を確認することは簡単に思いつきそうなことですが、当事者になるとその発想すら思い浮かびません。
病院名や日付が確認できても、できれば女性と一緒に病院にいくのがベストです。
妊娠が事実であることを確証できるまでは、中絶費用の請求に応じないでください。
マッチングアプリやLINEのやりとりを全て残しておく
素性のわからない相手と性行為をしたら、マッチングアプリやLINEのやりとりを全てスクショして保存しておくことをおすすめします。
特に、マッチングアプリの履歴は、相手からブロックされると消えてしまうものがほとんどです。
相手が証拠隠滅にかかる前に、スクショを残しておいた方がいいでしょう。
妊娠詐欺師とのやりとりの履歴は、あとあと弁護士や警察に相談する際の重要な証拠となります。
弁護士に相談する
詐欺師に騙し取られたお金を取り戻すには、弁護士に相談するのが一番です。
弁護士なら、素性のわからない女性の本名や住所、勤務先などを調べ上げることができます。
女性が提示してきた妊娠の証拠書類が本物であるかどうか、病院に情報開示を求めて真偽を確かめることも可能です。
警察は証拠を確認したうえで詐欺罪の疑いで女性を逮捕することはできても、騙し取ったお金を返還させることはできません。
妊娠詐欺師に中絶費用を支払ってしまった場合は、弁護士に相談してみましょう。
筆者の場合は、A子とのやりとりの履歴やエコー写真などの証拠が一切手元に残っていないうえに、弁護士に相談した方が良いという知識もなかったため、お金を奪われたまま放置しています。
「高い勉強代」を支払ったと思って納得していますが、同じような被害者を増やしたくはありません。
この記事の内容を参考に、妊娠詐欺師の手口から自分の身を守ってくださいね。
まとめ:安全にホテルデートを楽しむなら【逢いトーク】がおすすめ
妊娠詐欺は、出会いを求める男性の純粋な気持ちと下心につけこんだ、巧妙な犯罪手口です。
表面上は普通の女性と何ら変わりがないため、アプリの運営会社がその正体を見破ることはできません。
詐欺師の手口を把握しておき、自分の身を自分で守る必要があるのです。
マッチングアプリには、妊娠詐欺だけでなく、投資詐欺やネットワークビジネスの勧誘など、いくつかの危険要因が潜んでいます。
安全にホテルデートを楽しむなら、【逢いトーク】がおすすめです。

- エッチ前提で会うことが認められているサービス
- 見た目のタイプから性癖まで、好みの女性をとことん探せる「アキュラシー」機能が便利
- 詐欺写真や偽ったプロフィールはゼロ!嘘がない出会いを実現できるツール
【逢いトーク】は、ホテルにいく前提で出会える新感覚のサービスです。
「素性のわからない相手との性行為は危険」と注意喚起したばかりですが、【逢いトーク】だけは例外となります。
【逢いトーク】の女性会員は、漏れなく運営会社との面接をしたうえで会員登録しています。
よって、男性会員は相手の素性を知らなくても運営会社には素性が割れており、安全性は担保されているのです。
当然、詐欺などの危険行為が起こるはずがなく、マッチングアプリには必ずいる業者も【逢いトーク】には存在しません。
【逢いトーク】での出会いは、ホテルにいくことを前提とした「割り切りの関係」です。
安心・安全にホテルデートを楽しむなら、【逢いトーク】以外にはあり得ないといっていいでしょう。