パパ活で嘘をついてお金をもらったら罪になる？逮捕事例と付いていい嘘・悪い嘘

上記の疑問をお持ちの方のための記事内容となっています。

結論を言うと、パパ活で嘘をつく場合、嘘の内容次第では罪になってしまうリスクがあるので要注意！

2023年、男性に嘘をついてお金をだまし取った女性が実際に逮捕されています。

本文では、パパ活女子がついても問題のない嘘、そして罪になるリスクのある嘘について逮捕事例も交え解説していきます。

パパ活女子がついても問題のない嘘とは？

パパ活をするにあたって、実は嘘はつきものです。

実際にパパ活をしている女性はすでにご存じと思いますが、パパ活のように良く知らない相手に本当のことをすべてさらけ出すのは危険が伴うもの。

だからこそ、ある一定の嘘については自分の身を守るためにも必要ですし、罪には問われません。

罪にならない嘘①年齢や本名

年齢や本名など、プロフィール関連の内容で嘘をついたとしても罪に問われることはありません。

そもそもパパ活アプリなどで本当のプロフィールを公開している人は、男女ともにいないと思います。

年齢については多少若く記載する方もいるでしょうし、名前については確実に偽名ですよね！

この辺りはプライバシーを守るためにも、ある種必要な嘘です。

パパ活で知り合った男性がストーカーに変貌したり、個人情報を使って脅してきたりといったトラブルは珍しくありません。

個人情報にフェイクを入れることはパパ活における自己防衛術です！

罪にならない嘘②学校や職業

パパ活をするうえで、自身の学校や職業について嘘をつくことも罪には問われません。

学校や職業も大切な個人情報であり、パパ活相手には知られたくないものですよね。

学校名や具体的な職種で嘘をついてしまうとパパから深く突っ込まれた際に困るので、「○○系」のように濁した言い方で伝えるのも賢い方法でしょう。

ただし注意点として、「就職しているのに学生だと嘘をつく」「男性から人気のある職業を偽る」というのは後々のトラブルに発展しかねません。

学生ではないのに学生だとアピールしたり、男性の心をくすぐる職業を偽ったりして嘘がバレると上記のように相手を怒らせるリスクが高まります。

罪にはならないもののおすすめしない方法です。

罪にならない嘘③彼氏の有無

パパ活をするにあたっては、彼氏がいたとしてもいないと嘘をつくのがテッパンですよね。

こちらももちろん罪には問われません。

ただし、既婚の方が独身と嘘をついてパパ活するのはおすすめできません。

配偶者がいるとバレた場合、彼氏がいるとバレるのと比べて相手の怒りは増します。

また、当然ですが配偶者にバレると慰謝料トラブルに発展するリスクがあります。

基本的に「お金をもらうための嘘」以外は罪に問われない

ここまでの内容でお分かりいただけたと思いますが、基本的にお金をもらうことを目的とした嘘以外は罪に問われることはありません。

バレた際にパパとトラブルになるリスクはあるものの、一定の嘘は身を守るために必要です。

紹介した以外にも、出身地や学歴・職歴、付き合った男性の人数など自分のプライバシーに関係する内容の嘘はだいたい問題ないと考えましょう。

パパ活女子が罪に問われる可能性のある嘘の実例

ここまではパパ活女子が罪に問われない嘘についてお話してきましたが、どんな嘘でもついていいわけでは当然ありません！

特に、パパ活での稼ぎに直結するような嘘については内容次第で詐欺罪に問われる可能性があります。

罪に問われる可能性がある嘘①支払いを滞納しているので助けてほしい

悪質なパパ活女子の手口として使われているものですが、支払いの滞納分を援助してほしいという嘘でお金をもらう場合、これは立派な詐欺です。

一部ではネットから滞納の証拠になる画像をひっぱってきてパパに見せるなどし、お金をもらっているパパ活女子もいるそうですが今すぐやめましょう。

罪に問われる可能性がある嘘②病気の治療費が必要

パパからなんとか大金を引っ張れないか考えた末、病気の治療費として援助してもらおうと考える方もいますがこれももちろん犯罪。

立派な詐欺罪です。

上記どちらも詐欺になるので絶対にやめましょう。

病気関連は相手の心に訴えかけるかなり悪質な嘘です！

罪に問われる可能性がある嘘③留学・起業のためにお金が必要

留学や起業を目的にパパ活をしている女性は多いと思いますが、これに関しても嘘をついて大金をもらった場合は罪に問われる可能性があります。

例えば問題になりやすいのは、以下のような手口。

「起業するのにあと50万円あればなんとかなるのに…」
「留学のチャンスは今年しかないのに100万円足りない…」

もちろんこれが事実で、本当に起業したり留学したりといったことにお金を使う場合はパパも納得するので訴えられることはありません。

しかし、大金を受け取った後で音信不通になったり、企業や留学の証拠が見せられないとなるとトラブルに発展し、相手に訴えられる恐れがあります。

豆知識ですが、大人の関係をもって受け取ったお手当は「不法原因給付」となり返金義務は発生しません。
ただ、その他の理由でお金を受け取った場合は訴えられた場合返金しなければなりません。

罪に問われる可能性がある嘘④結婚をにおわせた内容

結婚をにおわせた状態でお金を引っ張るのは結婚詐欺に該当します。

もちろん本当に結婚するなら話は別ですが、上記のような嘘をつく場合の大半は結婚の意思はないでしょう。

上記のように、相手に結婚を意識させたうえでお金を借りたり受け取ったりするのは全てアウトです。

結婚詐欺とは、結婚するつもりがないにもかかわらず、結婚をするかのように装って相手に近づいて、金品を奪う行為をいいます。

引用：弁護士法人 東京新宿法律事務所

また、結婚というワードを出さずとも相手に好意を抱かせ、その好意をもとにお金を引っ張った場合も「恋愛詐欺」と呼ばれるものに該当する恐れがあります。

こちらについては、次の項目で実例にも触れているので参考にしてください。

パパ活女子の皆さんは十分気を付けましょう。

嘘で稼いだパパ活女子が逮捕された実例

冒頭でも触れましたが、2023年、嘘をついて男性から大金をだまし取ったパパ活女子が逮捕されたことがニュースになりました。

また、こちらの事件で逮捕された女子大学生は「頂き女子りりちゃん」と呼ばれる人物がnoteにて販売していた『りりちゃんの魔法完全攻略マニュアル』を参考に詐欺を働いたことが発覚。

男性の恋愛感情を逆手にとって現金をだまし取るマニュアルを販売していたりりちゃん本人も、詐欺ほう助で逮捕されました。

また、りりちゃんは過去に約2年半にわたるパパ活で2億円近い収入を得たことを自ら公表していました。

現在警察はりりちゃん本人も複数の男性をだまして大金を受け取った可能性があるとみて、さらに捜査を進めているようです。

捜査の結果によっては余罪も追及されるかもしれません。

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嘘をついてパパ活で大金を稼ぐと逮捕される、ということが今回の実例で明らかになりました。

パパ活そのものは法律で取り締まられているわけではありませんが、内容次第では相手に訴えられ罪に問われる可能性があります。

今現在パパ活で稼いでいる女性、また今後パパ活をしようと考えている女性は自身の稼ぎ方に問題が本当にないか、今一度振り返ってみてください。

まとめ

パパ活は女性が稼ぐための手段として知られていますが、やり方によっては犯罪になります。

自分を守るためにつく嘘は問題ありませんが、稼ぐために相手の良心に漬け込むような嘘は絶対にやめましょう。

今回パパ活女子が詐欺で摘発されたことによって、パパ側の動きも変わるかもしれません。

「自分も嘘をつかれてお金を巻き上げられたかも」と弁護士に相談する男性が増えれば、今後同様の逮捕事例が増えてくるでしょう。

このようなリスクを避けて着実に稼いでいくなら、パパ活ではなく逢いトークに登録して稼ぐ方法を検討してみてくださいね。